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PicoSketch Free Ver.1.0

ファミコン音源の仕組み

矩形波・三角波・ノイズの役割と、PicoSketchの4パート。

4つの音を役割で聴く

PicoSketchのClassic 8bitは、矩形波系の主旋律と伴奏、三角波のベース、ノイズのリズムという最大4パートで構成します。音を増やす前に「今、旋律を誰が担当し、どこで休むか」を聴くと、少ない音でも整理された曲になります。

音の種類主な役割試すこと
矩形波系・主旋律曲の主題を伝える旋律だけを聴き、覚えやすい区切りを探す
矩形波系・伴奏和音の輪郭や応答主旋律の休符を埋める動きを聴く
三角波・ベース低音で和音と拍を支える2chで旋律との関係を聴く
ノイズ・リズム拍や区切りを示す4chからリズムを消し、勢いの差を聴く

実機との違い

ファミコン/NESの標準APUには、2つのパルス波、三角波、ノイズに加え、サンプル再生用のDMC(DPCM)があります。「標準音源が4音しかない」という意味ではありません。PicoSketchの現行Classic 8bitは、このうち最初の4系統を参考にしたソフトウェア音源で、DPCMや拡張音源を新規作曲の音源として提供していません。

音の立ち上がり、減衰、フィルターなどを調整して聴きやすさを優先しているため、実機の完全な再現でも、ゲーム機用音楽データの出力でもありません。

矩形波は幅で印象が変わる

矩形波は高い値と低い値を繰り返す形です。その割合が変わると、細く鋭い印象や、丸い印象になります。PicoSketchの「細く鋭い」「軽く明るい」「丸く柔らかい」は、幅や音の表情を選ぶ入口です。音色だけで曲の音符が別の旋律になるわけではありません。

低音とリズムを混同しない

三角波のベースは音の高さで和音を支えます。ノイズは音程より、短い打撃や刻みの印象を担当します。ノイズを強くしすぎると旋律の細かな動きが隠れるため、完成画面のパート音量で少し下げ、同じ場所を繰り返して比較します。

PicoSketchで試す

  • 16小節・120 BPM・4chで1曲作り、WAVとJSONを保存します。
  • 完成画面でリズムだけをオフにし、同じ楽譜の違いを聴きます。
  • 元のJSONを読み直し、今度はSTEP4で2chに変えて出力します。これはミュートではなく編曲の変更です。

1〜4chのサンプルと音色・チャンネル数の解説を併せて使えます。音源の技術資料:NESdev APU。