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PicoSketch Free Ver.1.0

抑揚と曲の展開

4区間のカーブを、静けさと山場に結び付ける方法。

抑揚は「大きな音」だけではない

音楽の盛り上がりは、音数、短い音の連続、休符の減少、伴奏の応答、主題の再登場などで変わります。PicoSketchの縦軸は盛り上がり0〜100%、横軸は曲の進行です。点を高くしても、音量や音の高さがその割合になるわけではありません。

4区間で考える

まず16小節を選ぶと4点で曲の流れを作れます。「始まり・落ち着く・山場・戻る」と考え、55 → 30 → 85 → 55を試します。中央を静かにすることで、後半の高い点を相対的に強く感じやすくなります。

狙い4点の例確認すること
後半に山場55 → 30 → 85 → 55静かな部分と山場に違いがあるか
徐々に緊張30 → 45 → 65 → 80ループで最後から最初へ戻る差が大きすぎないか
落ち着いた探索30 → 40 → 50 → 35単調すぎるときは一つの区間だけ上げる

長い曲では点が増える

8・16小節は4点、32小節は8点、64小節は16点、128小節は32点です。長編は4小節単位の点で細かい流れを指定します。長さを変えるとカーブの形が補間されるため、変更後の全体像を確認してください。4区間の例を長編に使うなら、全体を4つのまとまりとして捉え、その中に細かな変化を付けます。

形式とカーブは一緒に働く

同じカーブでもリズム型と物語型では展開が違います。物語形式には幕の構成を編集する機能もあり、カーブだけで主題の順序すべてを決めるわけではありません。まず形式を決めてから、曲の番号を固定して点を一つずつ動かすと影響を比較できます。

編集してから出力する

点はマウスや指で動かせます。細かく合わせるときは数値スライダーが便利で、キーボードでも調整できます。変更後にSTEP6の「出力する」を押して反映します。完成した曲が、編集途中の線だけで勝手に変わることはありません。

山場が弱いと感じたときは、山を100にする前に周囲を少し下げます。全区間を高くすると差が減るためです。最後にループを3周聴き、終わりから始まりのつながりを確認しましょう。抑揚の比較試聴も使えます。